自然な形で迎えた命の終わり〜2回見た人の声

<自然な形で迎えた命の終わり・・Hさん>

今日は2回目の鑑賞でしたので、ストーリーがわかって いる分、1シーン1シーンをじっくり見ることができました。映画の冒頭の亡くなる2年前の容子さんは全く亡くなるように見えませんが、最後の方のベッドの 中の容子さんは、徐々に病が進行し動けなくなっていくように感じました。本人が、寿命まで生きたしやりたいこともやって悔いはないと言っていて、実際そう だったと思いますが、本当に「死ぬまでには大変な苦労がいるものだ」なんですね・・。うまく言えませんが、容子さんは、犬や猫など他の動物と同じように、 生き物として、できる限り自然な形で、命の終わりを迎えられたのではないかと思います。そしてそれが容子さんの望みであり、今の社会に対して投げかけたい 1つのメッセージだったのではないかと思います。(2013.8.24 渋谷シアター・イメージフォーラムで鑑賞)