「週刊文春」・「抗ガン剤を拒否する」という生き方

「週刊文春」8月1日号に「抗ガン剤を拒否する」という生き方、という記事が大きく出た。その書き出しはこうだ。「六月、東京・渋谷の路地裏のある小さな映画館は、週末になると上映待ちの客で行列ができていた。客層の九割は四十代以降の女性である」。そして映画『いのちを楽しむ』の紹介と制作者の松原明のインタビューに続く。記事は、映画のことをマクラにして、抗ガン剤を拒否する生き方を選んだ3人のケースを詳細に報じている。その中に出てくる乳がん患者・Aさんは、映画館にも来て「ランチトーク」でも一緒の人だった。がん治療の大問題=抗ガン剤に迫った「週刊文春」記事で読み応えがあった。